アーユルヴェーダのオイルはタイラ(油・ごま油)と呼ばれ、様々なタイラに体質や症状に合わせて数百種類ものハーブの有効成分をブレンドした特殊なオイルです。
ベースになっているのがセサミオイルで、オレイン酸、リノール酸、ビタミンA、B、E、ミネラルを豊富に含み、抗酸化物質が不調の原因のひとつである活性酸素を取り除いてくれます。
また、ハーバルオイルは体の中にあるアーマ(未消化物)や老廃物を溶かしてくれ、体の外に排出しやすい状態にするとともに、排出させた後のきれいな体の細胞が新しい細胞を作るための栄養剤となります。
花粉症や鼻炎、鼻づまりなどに、アーユルヴェーダでよく使用されるアヌ・タイラはセサミオイルをベースにしインド伝統の製法でハーブエキスを配合して作られていて、オイルを定期的に鼻に使用することで鼻だけでなく白髪予防、抜け毛予防になると言われています。
アレルギー鼻炎や花粉症には、アヌ・タイラだけでなく、マハナラヤン・タイラで鼻周辺をマッサージしてからアヌ・タイラを鼻に垂らすと効果的と言われています。
アーユルヴェーダのオイルは、マッサージだけに使用するのではなく、様々な症状に合わせて、様々な利用法があると言えます。
アーユルヴェーダのオイルマッサージとは、老廃物(マラ)や毒素(アーマ)を体外に排出する解毒(デトックス)のために用いられるもので、マッサージの中心になるのが体内浄化の基本となるアビヤンガと呼ばれる全身マッサージです。
ドーシャ理論に基づいて自分の体質を理解し食生活を整えていくことで体質を内面から改善した後に心のストレスや日々の疲れをオイルマッサージによって外側から調整するのです。
アーユルヴェーダのオイルマッサージは生命エネルギーの流れに沿って行われ、体は腰を中心として下半身は腰から足先に、上半身は腰から肩、肩から手の指先に向かってマッサージをします。
また、顔は時計回りに円を描くようにマッサージをして、生命エネルギーのバランスを整えます。
現在では、インターネットでオイルだけでなく、アーユルヴェーダのオイルマッサージについてや、アーユルヴェーダについての書籍やビデオ・DVDも多く販売されています。